メタボの7割はロコモ!メタボとロコモの共通改善策は“理解して運動する”こと

2016年03月16日 18:45


運動器機能を評価するロコモ健診

医療機器・材料メーカーのアルケア株式会社と東海大学は、神奈川県大磯町の特定健康診査(以下 特定健診)の集団健診を利用して、ロコモティブシンドローム(以下 ロコモ)の健診を行った。

運動器機能を評価するロコモ健診を『ロコミル』と称して、大磯町の町民の内513名(男性:210名、女性:303名/平均年齢:66.5プラスマイナス7.7歳)が健診を受け、「大磯町2015調査レポート」を作成した。

メタボとロコモに関連性

集団健診の結果は、メタボリックシンドローム(以下 メタボ)が 20.9%、ロコモは58.7%となり、ロコモの該当者が多く目立った。さらに詳しく見ていくと、メタボの7割はロコモで、ロコモの4人に1人がメタボという統計結果となり、メタボとロコモには関連性があると判断した。

2008年からの特定健診義務化により、メタボ予防には一定の効果が出ているが、高齢者の要介護における一番の原因「運動器の障害」につながるロコモリスクへの対策は遅れている。

今回の結果、メタボの7割がロコモであることに着目して、メタボ対策(保健指導など)にロコモ対策を取り入れることで、より良い改善につながると考えている。

「見える化・予防・改善」の必要性

メタボとロコモの主な改善方法は、「運動」という点で共通している。健診の数値化による状態把握と、指導や健康講話などによる正しい知識の提供により、継続的に“理解して運動”することできる。

即ち、メタボで実施している「見える化・予防・改善」と同じ仕組みがロコモにも必要になる。そして、『ロコミル』を特定健診に導入することで、一人一人の状態に合わせた運動処方も可能になる。

大磯町は高齢化率が31.5%と高く、全国で見てもかなり高齢化が進んでいる。また、この先20年はさらに高齢化が加速することから、町では「予防医学」に力を入れている。将来、この『ロコミル』が高齢者の健康や医療費の削減などにつながることを期待して、今後も継続して検証を行う。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

アルケア株式会社 ニュースリリース
http://www.alcare.co.jp/PDF/160315.pdf

大磯町、東海大学、アルケア株式会社 プレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/94476

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