小林製薬 血糖値スパイクを抑制する植物の効果を実証

2017年05月30日 22:15


食事ごとに繰り返される血糖値スパイク

小林製薬株式会社は、近畿大学薬学総合研究所との共同研究において、熱帯地方に生息する植物のサラシアが血糖値スパイクに対し抑制効果をもつことを確認した。

血糖値スパイクとは、食事で摂取した糖質により食後の血糖値が一時的に急上昇する現象をいう。血糖値の過剰な上昇は血管を傷害する上に、この繰り返しが動脈硬化、心筋梗塞などの血管障害のリスクを高めると考えられている。

血糖値が高めとされる、糖尿病やその予備群の人の場合、血糖値スパイクが発生しやすいため、食習慣に糖質制限を取り入れた対処法をはじめとする血糖値ケアが求められている。

今回の研究で取り上げたサラシアはサラシア(Salacia)属の植物。分布域の東南アジアや南アジア一帯では、糖尿病の予防・治療にサラシアを活用する伝統がある。

高血糖状態の継続にも効果

同社は、サラシアの血糖値スパイクに対する抑制効果を調べるため、糖尿病予備軍の成人男女に食事前、プラセボまたはサラシア配合食品を摂取してもらい、24時間持続血糖モニターシステムで血糖値を測定する試験を実施した。

1日3回の食事ごとに急激に血糖値が上昇する血糖値スパイクが発生し、同時に、サラシア摂取による強い抑制効果が認められた。

また、血糖値スパイクの発生後も継続する高血糖状態に対しても、サラシアエキスを配合しないプラセボと比較した結果、サラシアに抑制効果のあることがわかった。

同社は、今回の研究成果を沖縄県で2017年5月20日に開催された第71回日本栄養・食糧学会大会で発表した。

(画像はプレスリリースより)

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小林製薬株式会社 ニュースリリース
http://www.kobayashi.co.jp/

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